高温期に基礎体温が下がっても妊娠の可能性はある?
妊娠を希望されている人にとって、高温期のちょっとした変化はドキドキハラハラしますよね。自分が不妊治療に入るまでは、望めば簡単に妊娠できるものだと思っていましたが、不妊治療中は、「今回こそは...」「もしかして...」「あ~今回もダメだ~」と毎回毎回期待してみたり、落ち込んでみたり...本当に妊娠は奇跡なんだな~と実感しました。
基礎体温とは
「産婦人科に訪れると、まず初めに基礎体温は付けています?」「基礎体温表を見せてください」といわれることが多いのではないでしょうか。
赤ちゃんが欲しいと思ったら、まずは基礎体温の測定をして、自分の整理周期や排卵のタイミング等を把握することが大切です。グラフにして産婦人科に持参することをお薦めします。
基礎体温とは、寝起き直後で体が一番安静な状態にあるときの体温のことをですが、起きて体を動かすなどの行動をしてしまうと体温が上昇してしまったり、口を開けて口の中が冷えて体温が低くなったりするので、朝、目を覚ましたタイミングで、寝たままの状態で測る必要があります。
できるだけ毎日同じ時間に測定することが望ましいのですが、途中でトイレに起きたり、なかなか寝付けなかったりすると正しい測定が難しくなりますが、あまり気にし過ぎるとストレスになりかねないので、私はストレスにならない程度にできるだけ規則正しく測れる様に心がけています。
高温期に基礎体温が下がったら妊娠の可能性はない?
一般的には、妊娠している場合、基礎体温が恒温委で維持されると言われています。その為、高温期中に体温ががくんと下がったら、「あ~生理来る~」と落ち込んでしまいますよね。
私も実際に高温期10日目に前日まで37.04℃だった基礎体温が36.64℃まで下がり、生理が来ると諦めていたのですが、翌日の朝は37.14℃に復活していました。そして色々検索魔になってたどり着いたのが、「おそらくインプランテーションディップだったのだろうという結論です。
日本ではまだあまり知られていませんが、implantation(着床) dip(下落)という、女性の基礎体温グラフに現れる、一時的な体温の下落のことを指すそうですが、妊娠した2割程度の人に見られる「妊娠の兆候」だそうです。
病院で先生に「一度体温が低温期近くまで下がったのですが...」というと、「え?大丈夫かな~」と言いながら基礎体温表を見て「おそらく測定ミスじゃないかな...」と流されてしまいました。「インプランテーションディップでしょう」という回答を待っていたのですが、残念ながら言ってもらえませんでした(笑)
まとめ
一般的に、基礎体温が下がると生理が来る可能性が高いのですが、1日だけ体温が下がってその後また高温期に戻ったら、妊娠の可能性はまだゼロではないといえます。